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途中解約した場合に返還される解約返戻金

交通事故で廃車にしたり、転勤などの理由で車を売却したり。やむを得ない事情で車を手放すことがあります。その場合、使う予定がなければ自動車保険を途中解約することになるでしょう。

自動車保険には、途中解約で支払った保険料の一部が戻ってくる解約返戻金があります。自賠責保険と任意保険、両方ともです。

支払った保険料の一部ですから、保険料を月払いにしている人は受け取れません。また、保険契約の残り期間にあたる保険料が全額戻ってくるわけでもありません。

自賠責は保険期間が1ヶ月残っていれば解約返戻金を受け取れる

自賠責保険はどの保険会社で加入しても保険料は変わりません。受け取れる解約返戻金も保険会社によって変わりません

どのぐらいの金額が還ってくるか、ざっくりとしたイメージで言いますと、24ヶ月(2年)の保険期間で自賠責に加入した場合、保険料から約5,000円引いた額を残り月数で割った金額が解約返戻金として受け取れます。

1ヶ月分として1,000円弱受け取れる計算になりますが、保険会社で解約返戻金がどのぐらいになるのか教えてもらえるので、問い合わせてみると良いでしょう。

自賠責の残り月数は「保険満期日 – 解約手続きをおこなった日」で計算します。

例えば3/8が保険満期日の場合は、2/8までに解約手続きをおこなえば残り1ヶ月とカウントされますが、2/9に解約手続きをすると残り月数はゼロとなってしまいます。

また、1ヶ月単位で計算されるので、解約手続きをした日が1/9と2/9では両方とも残り月数は1ヶ月となります。

任意保険の解約返戻金の計算には短期率が用いられる

任意保険の場合は、月割りでざっくりとした解約返戻金の金額がわかるほど単純ではありません。

短期率と呼ばれる係数があり、短期率を用いて解約返戻金が算出されます。

短期率は、保険契約の経過期間または保険の残存期間によって短期率が定められているのですが、その数値は保険会社や加入している保険によって異なります。詳細の金額を知りたい場合は加入している保険会社に確認しなければいけません。

残り月数で単純に月割り計算するよりも少ない金額になります。イメージとしては、高く見積もっても月割で計算した金額の6割から7割です。

任意保険の場合は、途中解約はかなり不利になると言えます。

最初から短期契約で途中解約するつもりなら……

予期せぬ事情で自動車保険を途中解約することになってしまった場合には、支払った保険料の6割程度の解約返戻金しか戻ってこないことは仕方ありません。

しかし、あらかじめ短期契約のつもりで途中解約を検討するのであれば、一括払いで途中解約するケースと月払いにするケースを比較するようにしましょう。

解約返戻金は支払った保険料よりも少額になりますが、支払う保険料は一括払いよりも月払いのほうが割高になります。

解約時に目減りする割合を考えると、このケースであれば月払いのほうが得する可能性が高いかと思いますが、念のため調べてみてはいかがでしょうか。